【高学歴でも】ワーキングプアとは?年収や原因について

ワーキングプアの年収や原因

働いても生活水準がなかなか上がらない、「ワーキングプア」と呼ばれる層があります。

実際、オッサンの周囲にもワーキングプアで嘆いている人もいたりして、割りと身近な問題だなと感じています。

ワーキングプアの人の年収や手取り、ワーキングプアとなる原因など、ご存知でしょうか。
また、高学歴でもワーキングプアに陥ってしまうパターンがあることもご存知ですか?

今回は、厳しい生活を強いられている、ワーキングプアと呼ばれる層についてご紹介します。

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ワーキングプアとは?その実態や年収について

「一生懸命に働いてもなかなか報われない」「いつになっても生活に余裕がない」そんなワーキングプアの実態は、どのようなものなのでしょうか。

ワーキングプアの人の年収や、原因について見てみましょう。

働いても生活苦・・・ワーキングプアとは

日本では国民貧困線が公式設定されていないため、「正社員並み、あるいは正社員としてフルタイムで働いてもギリギリの生活さえ維持が困難、もしくは生活保護の水準にも満たない収入しか得られない就労者の社会層」と解釈される事が多い。

(出典:ワーキングプア – Wikipedia

これまでの貧困というのは、失業して収入を得る手段がない事で起こるという認識が一般的でした。しかし、昨今では一生懸命に働いていたとしても、生活苦から抜け出せない状態となっている人が大勢います。

年収がどのくらいの人がワーキングプアと呼ばれるのか、次項をご覧ください。

「ワーキングプア」と呼ばれる世帯の年収について

ワーキングプアの年収や原因

一般的には、ワーキングプアと呼ばれる人の年収は200万円以下と言われています。
年収200万円だと、月々の手取りは13万円前後となります。

ワーキングプアの「男性」

国税庁の「平成25年分 民間給与実態統計調査」によると、

  • 100万円越~200万円以下:205.1万人
  • 100万円以下:88.4万人

<計:293.5万人

ワーキングプアの「女性」

  • 100万円越~200万円以下:493.3万人
  • 100万円以下:333.1万人

<計:826.4万人

ワーキングプア「男女総計」

  • 100万円越~200万円以下:698.4万人
  • 100万円以下:421.5万人

<総計:1119.9万人

1000万人以上の人がワーキングプアとして生活苦を余儀なくされています。

ワーキングプアの中でも、特に女性の人数が圧倒的に多いですね。100万円以下が300万人を超えており、かなり驚かされる数字です。

ワーキングプアとなってしまう原因とは

今や日本の企業にとって非正規雇用者の利用はとても重要で、不景気の煽りを受けても会社を支え続けるには欠かせない人材となっています。

しかし、正社員と同じ仕事内容でも「人件費が安い」「昇進・ボーナスがない」「時給が上がらない」など、労働者側のメリットはほとんどありません。

  • 労働市場の規制緩和
  • 派遣労働・パート・契約社員等を含む非正規雇用労働者の採用が増えた
  • 企業側の人件費などの経費削減
  • 長らく続いている就職難
  • 母子家庭の増加
  • その他

これらの原因が複合的に入り混じって、今の状況が出来上がっていると言われています。

ワーキングプアの年収や原因

非正規でいることのメリットなど無い事も承知の上ですが、雇用が正規を求めていないと、もうどうしようもありません。

面接したくても企業がない、年齢や経験に応じた給与もない、気付けばどんどん年齢が増していく、そういった環境下でしぶしぶ非正規として働く人が大半ではないかと思います。

企業側としても、ある程度人材が育った段階で正規社員に引き上げる等の対応が出来れば良いですが、不景気の最中、なかなか人件費を増すことも難しい現状があると思います。

下請けや中小企業では尚更ですね。

色々な政策をしていますが、目立った景気回復傾向も見られない事から、まだしばらくはこの状況が継続すると予想されます。

大学院卒などの高学歴ワーキングプアの実態

不景気まっしぐらで即戦力のほしい企業にとって、社会人経験の無い大学院卒は使いづらいという現状が見え隠れしています。

大学院を卒業して26歳、社会人経験がないとどうしても22歳新卒と同等の扱いになってしまい、高給にする事は出来ません。雇う側から見ても、年齢的にもスキル的にも扱いづらさが見えてしまいます。

例えば18歳の高卒生が、4年間の社会人経験を積んで22歳になった時、既に大学卒の22歳よりもビジネススキルは上です。

スキルのある高卒22歳が、大学院卒の社会人経験なし26歳を扱うとなると・・・実際はお互い精神面でも気を使うでしょうし、仕事としては使いづらい感が否めないと思います。

ワーキングプアの年収や原因

その22歳さんが4年、更に社会人経験を積んでビジネススキルを積めば、26歳頃には立派な中堅クラスです。大学院卒26歳だと、スタートの時点で既に大きな差が生まれているのが良く分かると思います。

あくまでコレは一例ですけど、近いケースはいっぱいあると思います。

このような結果から、上手に社会人生活に馴染めなくなって辞めていくケース、転職するも失敗するケース、高学歴なのにフリーターになるケースが誕生しています。

さいごに

色々な要素が絡み合ってワーキングプアが生まれてしまっているため、問題解決するまでは、まだまだ長い年月を要すると思います。

例えば会社の給料だけに頼らないような生き方であったり(副業とか)、自分にはコレは出来ない・向いてないという殻を破ったりして、現状を打破する術を身につけないと、いつまで経っても現状は変わらないと思います。

簡単に言うなよ・・・って言われそうですけども、私も地道に頑張っている事があります。

政治や政策だけに甘んじる事無く、どこかに依存するだけじゃなく、この時代に満足に生きていくために自らも出来る努力を一緒にしていきましょう。

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