【似てて別モノ】CAD設計士とCADオペレーターの違いを教えます

CADを覚えて就職(転職)したいけど、設計士とオペレーターの違いってなんだろう?

こんな疑問に、バリバリの実務経験者がお答えします。

わたしは設計業で生計を立ててまして、CADの経験年数は15年となりました。4回転職して、建築・土木の業界でCADを経験しています。

これからCADを武器に就職(転職)を狙っている人が、知っておきたい内容ですよ。

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CAD設計士とCADオペレーターの違い

CAD設計とCADオペレーターの違い

CAD設計とCADオペレーターの違いをザックリ説明すると、

  • CAD設計・・・CADを使って「設計する人」
  • CADオペレーター・・・指示に従って「作図する人」

このように、似ているようで別物です。もう少し詳しく説明していきます。

CAD設計士

CAD設計士は「CADソフトを使って設計する人」です。

建築・土木・機械の設計における知識が必要で、さまざまな基準書や文献を理解しつつ、調べながら設計を勧めます。

また、CADオペレーターを育てる必要もあるので、CADを使った作図技術もちゃんと持っている必要があります。

CADは、あくまでも「設計するためのツール」

設計士にとって、CADとは設計をスムーズに進めていくためのツールに過ぎません。構想を練ったり方針を固めたあと、CADで図面を作り上げていきます。

CADは、絵描きさんが使う筆やペンと同じようなものですね(`・ω・´)

CADオペレーター

CADオペレーターは「CADソフトで図面を作り上げる人」です。

建築・土木・機械における専門知識が少なくても、設計士の指示に従ってCADによる作図ができればOKです。

浅めの専門知識くらいは必要になります

「CADの操作ができればいい」というのも間違いではないですが・・・当然のことながら、多少なりとも業界の知識がある人の方が、設計士の意図した形で図面がかけるので、就職・転職で有利になりますね。

とはいえ、仮に全くの初心者であっても、2~3年の経験を積めば最低限の知識は自然と身につくので、大きな問題ではないです。

この辺は、やる気の問題が大きいかなと(˘ω˘)

ステップアップして設計士に

わたしの経験上、まずは「CADオペレーター」として就職したあと、知識と経験を積んで「設計士」へとステップアップしていく流れが多いです。

※中には、設計士とオペレーターの線引きが曖昧な会社もあります。

設計士に求められる知識の量は、CADオペレーターよりも多くなるのが一般的。収入面においても、CADオペレーターより設計士のほうが多くなります。

ちなみに、CADオペレーターや設計士の年収については、こちらの記事で解説しています。

CADに興味のある人はチェックしておきましょう。

『設計士・オペレーター』どちらで働きたいのか?

設計士かオペレーターか

CADで就職(転職)を考えるときには、

  1. 設計をやりたいのか?
  2. それとも、CADオペレーターになりたいのか?

上記について、ハッキリ決めましょう。

CADオペレーター募集の枠に、バリバリ経験のある「設計士」が入社しても、オペレーター作業ばかりの毎日を送ることになります。

※「将来的に設計士希望だけど、今はCAD初心者」の場合は、イヤでもオペレーター作業からのスタートです。修行と思いましょう!

逆に、設計士募集の枠に「CADオペレーター希望の人」が入社すると、過度の期待を背負わされたり、知識不足のためにCAD以外の部分で苦労します。

男性は、勝手に「設計士」に繰り上がるパターン多し

ちなみに、わたしが経験した建築・土木業界では、

  • 男性・・・オペレーター → いつの間にか設計士へ
  • 女性・・・オペレーターのまま

このような感じでした。

もちろん、女性の設計士の方もいますが、ごく少数ですね。

設計士になりたい男性は、ひとまず「CADオペレーター枠」で入社しておき、数年経てば、いつの間にか「設計士」にジョブチェンジしているでしょう(`・ω・´)

初心者でもCADオペレーターになれるのかな?

こんな疑問については下記の記事で解説しています。

さて、実際に転職サイトのリクナビNEXTでキーワード検索すると、次のようになります。

『CAD 設計』で検索

CAD設計で検索

空間デザインの設計など、CAD以外の専門知識も問われます。CADはあくまでも設計のツールとして使うイメージ。

すでに在籍しているCADオペレーターがいるので、今は技術者が欲しいんだ!という感じでしょうか。

『CAD オペレーター』で検索

CADオペレーターで検索

上記のように、「設計補助」といったキーワードで募集がかかっています。技術者よりも、サポート的なオペレーター要員が欲しい!といったところですね。

このように、CAD設計士とCADオペレーターでは、仕事の内容が全く別物なので要注意ですよ。

設計の入り口は、「CADオペレーター」です

というわけで、CADで就職先を探すときは「設計士」と「CADオペレーター」の区別を理解して求人を探してみましょう。

前述していますが、「設計希望だけど未経験者です」という場合、まず間違いなくCADオペレーターからスタートします。

土木・建築・機械のどれを選んでも、必ず業界の専門知識が必要になるので、オペレーター作業をしつつ、徐々に技術を覚えましょう!(`・ω・´)ゞ

 CADの転職・副業が見つかるサイト

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CADの仕事

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このブログの管理人

CADを使った設計(建築・土木)の仕事を15年ほど続けており、現在は土木設計が専門。

建築設計図や施工図、土木設計図に携わり、今は日本中の構造物を設計しています。

CADに関する仕事のことや、便利なモノ、気付いたことなどをブログで発信中です。

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