引き止める社長VS僕!零細企業をスムーズに退職した3つのポイント

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退職したビジネスマン

「零細企業」とは、中小企業のなかでとくに小規模なものをさします。

すくない人数で仕事を分担するため、さまざまな責任を「社員ひとりひとり」が持っていることが多く、チームワークがとても大切となる企業形態ですね。

このため、いざ退職となると、その強固なチームワークが逆に「足かせ」となってしまいます。社長や上司に引き止められて、身動きが取れなくなってしまった~・・・という人も、多いのではないでしょうか?

今回は、『社長に引き止められても、じつは「退職する理由」をハッキリさせて、つぎの就職先を決めておくだけでいいんだよ!』ということをお伝えしたいと思います。

 

わたしは24~28歳まで、社員が3人しかいない零細企業に勤めた経験があります。また、人生で4回の退職を経験しており、そのたびに「引き止め」られてきましたが、すべて簡単にクリアーしてきました。

これまでの経験をいかし、あなたが社長に引き止められてしまう理由や、スムーズに退職するための方法について紹介していきます。

1.あなたが「引き止め」られてしまう理由

引き止める社長

あなたの能力が高く、社長から「キミが必要なんだ!」と思われれば思われるほど、退職のときの引き止めは強いでしょう。

なぜなら、あなたが退職することで会社が受けるダメージはとても大きいし、「がんばって育ててきたのに・・・」という、”社長の一方的な気持ち”もあるからです。

また、引き止められるケースのなかには、退職の理由が「あいまい」だったり、うまく説明できないばっかりに、逆に説得させられてしまい、会社にのこってしまった・・・なんてこともあります。

まずは「引き止め」にあうケースの、背景について見ていきましょう。

1-1.退職されたら会社がツライから

会社

やはり、これがダントツですよね~。

理由としては、零細企業はすくない人数で仕事のバランスをとっているからです。あなたが退職してしまうと、ほかの社員にかかる負担がドーンと増えて、社内のワークバランスが崩れてしまいます。

「すぐに新しい人を募集して、抜けた人員を補えばいい」と思うかもしれませんが・・・。

新しい人を雇うにしても、未経験者が入社した場合はイチからの教育となりますし、中途採用で募集しても、「オレ、即戦力っす!!」というオイシイ人材が来るともかぎりませんよね?

 

また、あなたが退職したあとの”穴”を埋めようと、会社のなかで仕事の押し付け合いがはじまることも考えられます。それが引き金となって、つぎつぎに退職者が出てしまう・・・なんて、最悪なケースになることも。

このように、社員が退職してしまうと、会社には多くのデメリットが発生します。ですので、社長としては、普通は「なんとしても、引き止めたい!」と考えますよね?

1-2.上司の保身のため

上司

どんなにアホな上司(笑)でも、「立場」というものがあります。

自分の部下が「退職する!」となったら、社長からは「部下の管理能力」を問われることになります。ましてや、あなたの退職理由が、上司にとって都合の悪い内容だったとしたら?

零細企業は人数がすくないので、もしも”退職”なんてことになれば誰しもが困るハズ。それなのに、その退職の理由が「上司の悪態」によるものだったとしたら。

社長からキビシイお叱りを受けるだけでは済まないでしょうね~?

 

また、上司はあなたのことを”便利なヤツだ”と思っているかもしれません。

部下に押し付ければ済んだ「メンドクサイ仕事」も、あなたに退職されてしまうと、すべて自分がやらなくてはいけなくなりますよね?つまり、上司はメンドクサイ仕事が増えて困るんです。

上司に退職の話を相談したとき、たいした理由もなく「お前のためを思って」などと言って、親切心を前面にだして引き止めてくるかもしれません。でもそれは、あくまでも”我が身可愛さ”で言っているだけですから。(実際に、そういう人をたくさん見てきました)

退職されて困る理由が、「上司側」にあればあるほど、必死に引き止めてきますよ。

1-3.退職の理由がブレている

意思

いざ退職について相談しようと、上司または社長に「退職願」を渡したとき、きまって必ず理由を問われることになります。

そのとき、あなたが退職する「明確な理由」をハッキリと答えられますか?

もしも、スパッ!と答えが出せなかったら・・・。そのまま相手を説得しようにも”ハキハキ”とは答えられず、”しどろもどろ・あいまいな説明”にります。説明する内容に一貫性もなくなるので、結果的に足元をすくわれて引き止められてしまうでしょうね?

 

あいまいな退職理由は、社長や上司が引き止める「スキ」を与えます。さらに、そもそもあなたの退職理由がブレてしまっているので、相手からの説得にもついつい応じてしまう。

相手に「コイツはもっと押せば退職しないわ」と思わせてしまうと、そのあともしつこく引き止めてくることになります。

2.スムーズに退職するため、「理由」を整理しよう

理由を整理

引き止められる理由が、”ザックリ”と見えたでしょうか?

それではつぎに、あなたが退職を決意して、上司や社長に相談しに行くまえの「準備」をしていきましょう。

あなたの頭のなかで、しっかりと退職理由が固まっていれば問題ないのですが、ほとんどの人は緊張したり感情がたかぶって、落ちついて話ができないと思いますよ。

ですので、そのまえに頭の中をいったん整理しておきましょう。

 

それと、この「準備」にはしっかりとした理由があります。それは、「ネガティブな理由」と「ポジティブな理由」を明確にすることです。

じつは、「ネガティブな理由」よりも「ポジティブな理由」の方が、圧倒的に引き止められにくいんです。ですが、残念なことに、退職にはネガティブな理由ばかりが目についてしまうもの。ついついネガティブな理由をバーっと相手に説明してしまう場合が多いんですよね~。

つぎに、わたしが実際に零細企業を退職したときの理由をあげていくので、ひとつずつ見ていきましょう。

2-1.給料が安い!(ネガティブ)

給料

わたしが勤めていたCAD設計の会社は、お給料がずーっと「13万円」でした。(これでも大卒なんだけど・・・)

「まぁ、入社すぐは仕方がないんだろうな」

そう思ってがんばり、23時ころまでガッツリ残業!・・・ですが、それでも手取りは18万円ほど。そして、ボーナスはおどろきの「5000円」ポッキリ。

それが4年間ずっと変わらず、昇給は一度もなく、貯金もできず。結局、この会社で働くことがイヤになってしまいました。

ユウマ
ユウマ

”給料が安い”という理由はネガティブ。「給料もボーナスもアップしてあげるから!」と言われると、気持ちが揺らいでしまうかもしれませんね?

2-2.上司がサボる!社長が甘い!(ネガティブ)

サボる

わたしが勤めたCAD設計会社の社長は、とにかく「怒らない人」。そして、わたしの上司はこの上なく自分に甘々で、サボりぐせのある、”うだつ”のあがらない人。

このアホ上司は、勤務時間中にもかかわらず、仕事せずに眠ったりゲームしたり動画を鑑賞したり、いわゆる「好きホーダイ」。

そしてなんと、社長からは一切のお叱りナシというVIPぶり。

これはどういうことなの?と思っていました。零細企業だし「居心地の良さを考えて」という理由があるのも、まぁわからんでもないのですが。

あまりにも目にあまるので、社長にさんざんクレームを入れました。ですが、結局まともな叱責はなく、好き勝手にお昼寝・ゲームを楽しむ上司を尻目に、わたしは夜遅くまでガツガツと働くしかなかったわけです。

ユウマ
ユウマ

”人間関係”はネガティブな理由。「職場を変えても合わない人間はいる」「視界に入らないように場所を移す」など、根本的な解決をしないクセに説得してきます。

2-3.飲み会が強制参加!(ネガティブ)

飲み会

わたしが勤めたCAD設計会社は、わたしを含めて3人しかいません。このため、いざ会社の飲み会となると、それがどんなにツマラナイとわかっていても、基本的に強制参加だったのです。

コチラの用件はすべて無視され(”若いから”と舐められた部分もあるかも)、お酒の席でおじさん+おばさんの話を延々と聞かされていました。

大切な用事を泣く泣く断ったこともあったし、「冬ソナが」「ヨン様が」「韓流ドラマが」という、まったく興味のわかない世間話ばかりで、わたしは気が狂いそうでしたよ。

お酒の付き合いが大切なのはわかります。それでも、プライベートを優先したいときだってあるでしょうが。

ユウマ
ユウマ

飲み会の強要は”パワハラ”で、これもネガティブな理由です。パワハラ・モラハラは「きちっと言ってくれればいいのに」と軽く受け流されやすいため、そもそも真剣に考えてもらえない。

 

このように、仕事のなかで溜まっていく不満は、おもに”ネガティブ”なんですよ。他人の悪態って目につきやすいですし、ついついイライラしちゃいますよね?

その結果、退職の話をするときになっても、ついネガティブな部分ばかりを持ち出して、話をしてしまうんです。しかし、それだけでは社長が出してくる「改善案」によって、引き止められてしまう。

では、良い退職理由(ポジティブ)とは、いったいどのような理由だと思いますか?

2-4.やってみたいことが増えた!(ポジティブ)

視野が広がる

CAD設計会社で4年間はたらいたとき、”建築設計から施工まで、一貫して取り組める会社ではたらいてみたい!”と考えるようになりました。

それは「この会社にいても実現できない」ような内容でしたが・・・でも、すこしでも若いうちからチャレンジしてみたい!と思ったんです。

いままで学んだことを踏み台にして、さらに高いところを目指すために転職したい!と考えるようになり、いまの会社でできないことに”もどかしさ”を感じるようになりました。

実際にリクナビNEXTはたらいくキャリコネなどの求人サイトで、さまざまな会社を見ていくと、わたしがやりたい!と感じていたことが実現できる企業がいくつもあったんですよ。

ユウマ
ユウマ

”いまの会社でできないことを、転職してやってみたい”という、人生に前向きな退職理由はポジティブ!この「いまの会社では達成できない」というところが大きなポイントですね~。

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3.引き止めをスムーズに振り切る3つのポイント

笑顔の退職者

ここまでで、あなたのポジティブな退職理由は見つかったでしょうか?また、いまなお引き止められている状態の人は、社長に「ネガティブな理由」ばかりを説明していませんでしたか?

さいごに、引き止められてもできるだけスムーズに退職ができるように、引き止めを振り切る方法について3つ紹介していきたいと思います。

3-1.しっかりと「理由・意思」を固めよう

退職の意志

”1.あなたが「引き止め」られてしまう理由”でも紹介したとおり、会社や上司の都合が悪いため、会社側はできるだけあなたを「退職させたくない!」と考えています。そのため、さまざまな切り口から説得に入ります。

ましてや零細企業ともなれば、社長によっては引き止めの強さが「尋常ではない」ところもあります。

なかには退職を申し出た社員に対し、「顧客に迷惑がかかるだろう!」「おまえの手持ちの仕事はどうするんだ!」などと脅してくる人もいるんですよ?(わたしの3回目の転職がコレだったので、スゲー覚えてます)

 

ここで覚えておいてほしいこと。

それは、「あなたが退職することで、まわりに迷惑をかけてしまうのは仕方のないこと。手持ちの仕事を引き継いで処理するのは”会社の責任”であり、あなたが気にすることではない」ということです。そもそも、人がいなくなって困る状況をつくっている会社にも、悪いところがあるんですから。

そのうえで、社長や上司にどんな言われ方をしても、”自分の意思を曲げないこと”が大切です。

 

「退職の意思なんて、とっくに固まっている!」と思っている人は多いと思います。

ですが、目のまえで泣き落としを食らったり、「環境を変えていく方法を一緒に考えよう!」と言って、思い留まらせるような引き止めに”まんま”と引っかかってしまった人たちを、わたしは実際に多く見てきましたよ。

どんな言われ方をしても変わることのない、しっかりとした「退職の理由と意思」をもって、退職願を出すことが大切ですね。

3-2.転職先を見つけておこう

転職先

わたしが零細企業からの転職を決めたとき、話をスムーズに進めていくために、あらかじめ転職先から内定をもらっておき、それから退職の相談をしました。

最低でも「1ヵ月以上まえ」に会社に伝える必要があるところに注意して、「○月から勤めることで決めています」と伝えれば、よほど悪い相手じゃないかぎり、退職を認めてもらえます。

法律的には「2週間まえ」に退職する旨を伝えればOKです。ですが、就業規則などで”1ヵ月まえ”と決めている会社もあるため、すくなくとも1ヵ月以上は期間を見ておいた方が無難です!
  • すでに転職先が決まっている
  • いまの会社でできないことをしたい(キャリアアップ)
  • 待遇がいまより好条件である

このような内容をビシッと伝え、毅然(きぜん)とした態度で説明しましょう。

 

じつは、さきに転職先を見つけておくと、経済面・精神面でとても安心なんですよ。

というのも、転職先を決めずに退職の話をすると、なかには「退職するまで転職活動を自粛」させる人もいるからです。ですので、さきに活動をはじめておくほうが有利なんですよね。

もし就職先が決まっていないのなら、まずはサクッと求人サイトに登録して、転職活動をスタートしましょう。

 

ちなみに、インターネットにはいろいろな求人サイトがありますが、わたしがとくにオススメしている有名なサイトは、つぎの6つですね。

オススメ順求人サイト転職エージェント
リクナビNEXTリクルートエージェント
はたらいくマイナビエージェント
キャリコネワークポート

ちなみに、これらすべてのサイトは、登録から利用まで「ぜんぶ無料」なので、安心して登録できる優良な求人サイトですよ。

求人サイト・転職エージェントのちがいについては、4回の転職経験をもとに求人サイト・転職エージェントの紹介について書いた記事があるので、こちらもぜひ目をとおしてくださいね。

CADが初心者でも働ける3つの理由と設計の仕事を探せるサイト特集
どうしてCAD初心者・未経験者でも、すぐに働けるのか?その3つの理由と、CAD設計の求人・転職サイトをくわしく紹介しています。

3-3.まとめておいたネガティブ理由をぶつける

ネガティブ

ここまで、万全で念入りな準備をして、スムーズな退職対策をしてきたわけですが・・・。

残念ながら、転職先が見つかったとしても諦めず、まだしつこく引き止めてくる場合もあります。こうなってしまうと本当に残念・・・、残念というか、大人げない。

 

こちらもすべてを出し切って、なんとしても退職しなくてはなりません。そこで、”2.スムーズに退職するため、「理由」を整理しよう”であなたが出した「ネガティブ理由」をすべて社長にぶつけましょう。

ちなみに、ネガティブ理由をぶつけるタイミングは、転職先が見つかった”あと”です。

 

具体的には、”自分のやりたいことができる会社”で、”すでに内定が決まって”おり、すべての条件において”いまよりも良い環境だ(ここでネガティブ理由)”という点を伝えましょう。

いまの会社ではたらき続けるメリットがないことを伝えて、転職の意思がもう決まっていることを、ひたすら理解してもらうしかありません。(これでムリなら法的な話になってしまいます)

いままで一緒にはたらいてきた上司や社長に、ありったけの「ネガティブな理由」をぶつけるのは、正直「コク」な話ではあります。しかし、納得してもらえないのであれば仕方ないことだと腹をくくるしかありません。

とはいえ、普通はポジティブな理由を伝えるだけで認めてもらえるもの。ここまでしつこい引き止めはレアケースだと思いますよ。

まとめ

会社によって「納得してもらえる・もらえない」のはバラバラだと思います。ですが、「ネガティブ」より「ポジティブ」な退職理由のほうが、引き止められにくい空気を作りやすいんです。

まずはこの記事のとおりにポジティブ・ネガティブの理由を見つけて、あなたの頭の中をいったん整理しましょう。そして、ポジティブな理由を見つけて、意思をしっかりと固めて、スムーズに退職を進めていきましょう。

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CAD設計士。製図ソフトを使って設計やってます。日々の仕事を「ちょっとでも楽しく」することをコンセプトに、日ごろの生活のなかで気付いたことや、便利なモノ、お金のこと、健康のことなどをブログで発信しています。詳細はこちら ⇒
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