※『おやじ手帳』禁煙記事まとめ

未成年喫煙者だった私が子供のタバコをやめさせる方法について考えた

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※この記事は約『8分』で読むことができます。

未成年者の禁煙

こんにちは。どさんこ会社員ブロガーのゆーま(@xx_oyaji_xx)です。

2008年7月より導入された「taspo」により、未成年のタバコの購入は以前よりも難しいものへと変化しました。

どのくらい変化したのか実際に見てみようと思ったのですが、驚いたことに厚生労働省やJTのホームページには近年の未成年者の喫煙率が掲載されていませんでした。(掲載があっても「2004年」とか、全く参考にならない資料で本気でガッカリ)

そういう面でも、未成年者の喫煙に対する国やJTの取り組みなんてのは、正直「そんな程度」ってことなのかな?って、とても残念に感じます。

結局は「親や周囲の指導あってこそ」と、そう言いたいのかもしれませんね。

しかし、親の指導と言われても、実際に我が子がタバコを手にしてしまった場合、どのように対処していけば良いのかがわからずに、ただ戸惑ってしまうと思います。ちなみに、私はまだ子供を授かっておりませんが、14歳の頃からタバコを手にした未成年喫煙者です。

もしかしたら、私の過去の経験から未成年喫煙者に対してどのようなアプローチが必要なのか、考えられるかもしれないと思いました。

お子さんの喫煙で悩んでいる方がいましたら、参考までにご一読ください。

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タバコを吸った経緯を聞いてあげる

タバコを吸った経緯を聞いてあげる

お子さんがタバコを吸っていることを知ったとき、あまりに突然のことなので、ついつい頭ごなしに怒鳴りつけたり、携帯電話やゲームを取り上げて壊したりして、子供に対してダメージを与えるような指導をしがちです。

しかし、そのような指導は反抗期の子供心を逆撫でし、余計な溝を作って終わるだけです。さらには中高生というナイーブな年代の精神的ダメージが、その後の修復を余計に難しくさせてしまいます。

未成年者が喫煙に走るには、大なり小なりの「理由」があります。まずはそれをしっかり把握してあげるべきです。

もしも家庭への不満が原因で喫煙のキッカケとなったのなら、あなたのお子さんの喫煙の原因は「あなた」かもしれない。そんな人に指導されても心に響くはずもありませんよね?

私が未成年喫煙者となったキッカケは、まさに家庭内環境にありました。

父親は医師であり、英才教育家と言いましょうか、全てに厳しく自分の言うことがこの世の全てだと思っているような人物でした。

当時は学習塾を2つ通い、勉強漬けの毎日。学級で1~2を争うほどでしたが、私自身の主張など聞く耳もたない家庭環境と勉強漬けのストレスで疲弊し、当時すでにタバコを吸っていた友人とつるむようになりました。

そして、ついにタバコを手にしてしまいます。

それからは勉強すること自体が嫌になり、親に対する反発も大きなものになっていきました。

例えばこのような背景だったとしたら、指導のためにお子さんのゲームや携帯電話を取り上げたり壊したりすることに、一体どれほどの価値(意味)があるでしょうか?

そんなことをするよりも、まずはお子さんがタバコを吸うキッカケが何だったのか?じっくり話を聞いてあげること。その内容から、次へのアプローチの方法が見えてくるんじゃないかと思います。

親が自分の意見を聞いてくれると分かれば、お子さんも多少は心を開いて親の意見を心のどこかで尊重するはずです。

子供の禁煙と一緒に、あなたも何かをやめる

あなたも何かをやめる

タバコをやめるようにと叱ったとき、その場限りでは「わかったよ、やめるよ」と言うかもしれません。しかし、所詮は口約束ですので、吸いたい気持ちが湧いてくればまた喫煙者に戻るでしょう。

あなたが喫煙者であればわかると思いますが、タバコをやめると離脱症状が現れてイライラしたり集中力が低下して、またタバコを吸いたくなります。

タバコには依存性があるため、もしお子さんが本気でタバコをやめたいと思っても、なかなかやめられないのです。

私も中学・高校で何度も「やめたい」と思っていましたが、実際にやめることはできませんでしたし、依存性についても理解していませんでした。

そこで、お子さんにタバコをやめるよう伝えるのなら、あなた自身も一緒に何かをやめる覚悟をして「私も○○をやめる、だから一緒にがんばろう」と説得してみるのがいいと思います。

依存症のタバコをやめるのですから、お子さんにはそれ相応の忍耐が必要になります。くじけそうになったとき、あなたが側で一緒に頑張っている姿を見せることで、「ひとりで頑張っているわけじゃない」と思うでしょう。

もしもあなたが喫煙者であるなら、当たり前ですが「一緒に禁煙」してください。親が喫煙者の場合、お子さんに何を言っても説得力に欠けます。厳しいようですが、あなたが禁煙できないのなら子供への説得は100%無理です。

私の父親も喫煙者だったので、喫煙者に説教を食らった時の腹立たしい気持ちが手に取るようにわかります。

中学生の頃、私の喫煙が親にばれて叱られたときに「未成年者が喫煙なんてバカなことをしやがって」と言われました。

私はすぐさま『そっちは医者のクセして喫煙者じゃん、終わってんな。しかもやめられないんだろ?』と言い返してしまいました。

その後、私は成人してから禁煙を10年以上も継続していますが、父親は70歳近くになっても未だにタバコを吸っていますよ。ほんと、こういう人からの説得は「時間のムダ」です。

お子さんに禁煙をがんばらせるなら、あなた自身が何かをがんばる姿勢を見せないと、何ひとつ伝わらないと思いますよ。

タバコについて「家族」で学ぶ

タバコについて家族で勉強する

お子さんのタバコが発覚したとき、その場で頭ごなしに叱りつけて、タバコとライターを取り上げて終わっていませんか?または、お子さんの大切なものを取り上げたり、お小遣いを渡さなくしたりしていませんか?

それでは、子供を非行に走らせる要因づくりをしているだけになってしまうと思いますよ。

中高生で喫煙に走る子供は、なにかしらのストレスを抱えています。そこでさらに大切なゲームを取り上げたり、バイト代やお小遣いを取り上げたりすれば、同じゲームを盗んだり、お金がないので欲しいものを得るために窃盗を繰り返すようになりかねません。

結局、子供から物を取り上げる行動は、なんの解決にもならないです。それどころか、余計に反抗を強める原因となります。

タバコをやめさせたいなら、お子さんの気持ちを理解してあげることと、家族みんなで取り組んでいく姿勢が大切だと思います。

あなたはタバコの害について、どれくらいの知識がありますか?タバコが依存性を持っていること、タバコが原因でガンになる割合、そして家族を含む受動喫煙の問題、タバコが原因の火災など・・・子供にちゃんと説明・説得できるだけの知識はお持ちでしょうか?

できれば、家族でちゃんとタバコの書籍を買って読んで「だからタバコはやめないといけないんだ」とお子さんに納得させることが大切なんじゃないかと思います。

お子さんは離脱症状で禁煙がつらい状態です。理由もわからず、ただ「やめる」なんて、何ひとつメリットが感じられないと思います。

家族全体をまきこんで、タバコとしっかり向き合う姿勢で取り組んでください。ただタバコをやめるように仕向けても、なにも変わりません。

家族だからこそ、更生できるように家族でちからを合わせるべきと思いますよ。

さいごに

未成年者の喫煙は、どれだけ子供の話を聞いてあげられるか?がポイントではないかと思います。大半の親は、タバコを見つけるなり捨てる、殴る、物を取り上げる、怒鳴る、追い出す・・・こんな感じだと思います。

子供の心に歩み寄ろうとする気持ちは、ゼロに近いんじゃないでしょうか。

もちろん、親心から子供にきつく当たってしまうのもわかりますが、それは解決に向かっていないということもしっかり理解してほしいです。家族みんなで支え合って更生しましょう。

決して子供だけの小さな問題として捉えないことです。